人間生活環境教育専攻の幼研,すなわち,幼稚園一種免許型の3年生が展開していた教育実習4の打ち上げがあった。幼研の学生が展開していた松江市内の幼稚園もしくは幼保園における実習が,先日終了した。学校教育実践研究の授業で実習の振り返りがあった。そして,打ち上げが開催された。
1次会は,島根大学の近くにある風神Foods inで教授と私と学生で飲んで食べてしゃべった,楽しかった。コース料理と飲み放題が終わってからもワイワイとしゃべり,最終的には3時間以上楽しんでいた。私は,iPhoneにロックをかけない。そのため,他人でも私のiPhoneを簡単に操作できる。次の日になって,学生が私のiPhoneでたくさんの写真を撮っていたことに気付いた。ハッピーな写真がたくさんあった。
飲み会の主たる話題のひとつは,教職の考察だった。飲み会における教職の考察を概観すると,学生が教職に就くか否かで迷う場合,短期大学や専門学校に通う,もしくは通っていた,地元の同級生や教育実習先で実習期間が重なった実習生と交流を行うことで迷うようである。島根県もしくは鳥取県の短期大学や専門学校の学生は,島根大学教育学部と比較して,比較的プラクティカルな科目群を2年で修学して卒業する。学生の表現を借りれば「濃密な時間」を過ごして卒業する。一方,島根大学の学生は,教職とは一見リンクしなさそうに見える基礎科目や教養育成科目を履修する。また,専門教育科目は専門教育科目で,大学教育という学術性に起因する比較的高い専門性のため,実践性が低いと感じることがある。修学年数は4年あり,部活やサークルに所属してスポーツをしたり仲間と親しんだりするし,アルバイトをする中で時に「余所見」もするし,恋人とデートしたり旅行に出掛けたりもする。そうこうしているうちに,こんなことをしていていいのだろうか,と不安になることがあるらしい。奈良教育大学教育学部の学部生として,また,広島大学大学院教育学研究科のマスター生,ドクター生,研究員,助教として生活した経験に基づく私の所感では,島根大学教育学部は,比較的プラクティカルな取り組みをしていると思う。島根大学教育学部で学生が行う教育実習は1から6まである。学生は,自分が取得する免許の種類に応じて多様に教育実習を展開することができる。島根大学教育学部は,1,000時間体験というヴァリエイション豊富な教育的体験を必修化している。人間生活環境教育専攻の学生に関して言えば,1,000時間体験の一環で,ボランティアの一員として保育所や幼稚園を訪問し,実務補助等に従事することを通して保育現場における実際を学ぶ経験を重ねる学生が多い。また,学生のパーソナリティに介入し,自分は彼彼女の認知行動変容の仕掛け人だ,というような発言を誇らしげに展開する教員もいる。学生からの評判の善し悪しや介入内容の如何を考えなければ,その教員が教育に対してとりあえず積極的であることは分かる。飲み会における教職の考察を聞いていると,学生は,大学という文脈で4年間修学することが迷いを生むことに自覚的だった。大学では,自身の教職に対する適性を考える機会が何度もある。授業を履修し,教育実習を経験する中で,自分は教職に向いていないと考えて教職志望を再考することもある。「教職志望学生に求めるもの」的サムシングに耳を向けると,「◯◯な能力が求められる。」とか「□□を経験しておくとよい。」といったオーダーがかなりの音量で聞こえてくる。加えて,教員採用試験の倍率は低くなく,採用されることはイージーではない。つまり,学生は,内的に懊悩し,教職志望の大学生という身分によって学校や社会からたくさんのオーダーに晒され,その上で,目指す入り口は広くない,という情勢の中に身を置いている。私は,学生の話を聞いて,彼女たちの島根大学教育学部における修学の成果は,確かに結実しつつあると感じた。世の中には,「知らない方が良かったと思うこと」がたくさんある。いろいろな情報をインプットした結果,迷ったり,困ったり,悲しくなったり,というネガティヴな事態が出来することはある。学生が言うように,短期大学や専門学校におけるプラクティカルな授業のシーケンスの中で「濃密な時間」を過ごし,「教職一直線」の学生生活を過ごすことで,迷いなく幼稚園教諭や保育士の道を志向できるという考えには一理ある。ただ,教職に対する自分の適性,学校や社会の教職志望大学生に対するオーダー,教員採用を巡る社会情勢に関する考察は,正に島根大学教育学部で過ごした時間が可能にさせたものである。教職とは一見リンクしなさそうに見える授業も,いつかどこかで履修して良かったと思える日が来るかもしれない。だから,私は,大変よろしい,と思った。もちろん,短期大学や専門学校の学生に考察能力がないとか,4年生大学が秀でていると言っているわけではない。
教職の考察以外では,サークルの話やアルバイトの話や恋愛の話があった。「◯◯ちゃんが入ってたのは部活じゃなくてサークルだったんだ。」とか「スーパーで貰えるクーポンが貯まったんだけど,どうやって使えばいいの?」とか「え?!いつ彼氏ができたの?」というような話だった。かなりプライヴェイトな話なので,詳しい内容はこのブログには書かない。
私は,この日,終始ビールを飲み続けながら,サプリンメントの効果を実感していた。私は,今年の7月から,Nature Made Multiple Vitamin & Mineralsを飲んでいる。私は,サプリメントを飲み始めた当初,週3日のペースで飲んでいた。その後,サプリメントと私の相性が良いと感じられるようになり,体調が良いので,私は,週5日のペースで飲むように回数を増やした。私は,この夏,炭酸水を飲みたくならない,という行動によって,サプリメントの効果を実感していた。そして,もうひとつのことに気が付いた。それは,サプリメントを飲むと,ビールも飲みたくならない,ということだった。ビールは炭酸飲料であり,ビタミンを豊富に含んでいる。そのため,サプリメントの効果が出ていると納得できる。私は,この夏,ビールの代わりに,宮崎の焼酎をたくさん飲んだ。私は,打ち上げで,ビールを飲もうと考えていた。そこで,飲み会の1週間前から,サプリメントの摂取を控えていた。すると,飲み会当日にはビールが飲みたい状態となっていた。そして,飲み会で,たくさんビールを飲んだ。私は,小さいグラスで注ぎたてを何度も飲むという方法を採択し,記銘できている限りでは,6杯飲んだ。美味しかった。良質のビールだった。
教授と私は,1次会で学生たちと別れた。私はこの日,Pコートとスカーフと手袋を纏っていた。このルックを見た学生が,「淡野先生,今から手袋していたら,松江の冬は越せませんよ。」と言った。「うん,まだ早いですよ。」とか「先生,寒さに弱いんですか?」というような声も聞こえてきた。学生が言いたいことは,よく分かる。山陰の冬は寒いですよ,ということである。私は,2点の反論を思いついた。ひとつは,私がこの春までおよそ8年間暮らした広島県東広島市は,松江市と比較して,気象庁が発表する冬の最低気温も最高気温も,ともに低い。東広島の最低気温は,冬の寒い日には,マイナス5℃を下回ることが珍しくない。松江の方が,冬は暖かい。そのため,心配には及ばない。ひとつは,私と学生の外出時間帯は異なる。私は,朝の7時前後に大学に来るため,1日の最低気温が記録される時間帯に外出している。一方,学生は,日が昇って気温が上昇した時間帯に外出している。朝の7時前後は,最近では10℃を下回ることがある。Pコートとスカーフと手袋のルックは,特別なことではない。これらシンプルでブリーフな反論がすぐに浮かんだが,私は美味しいビールで心地良く酔っていたので,反論することが面倒になって,「ああ,はいはい,ええ,そうですかそうですか。」と言ってその場をやり過ごした。
2次会は,東本町のスナックで飲んだ。教授がたまに訪れるお店らしいので,お店の名前は書かない。このお店は,インテリアの細部までママさんの趣向が行き届いたオシャレなお店で,小説や映画でたまに表現される「場末の酒場」的サムシングとは一線を画していた。
スナックで飲んで,私はスナックにおける作法が分からないと思った。私は,学部生の時に教授に連れられて1回,大学院マスター生の時に教授と先輩の助手に連れられて2回,合計3回だけスナックを訪れたことがある。そして,私は,スナックにおける作法が分からない。
初めて訪れたスナックでは,名刺交換をするものなのだろうか。この日,お店に入ってすぐ,教授は,私をママさんに紹介してくださった。ママさんは,名乗りながら名刺を差し出された。私は,名刺を差し出されたので,自分の名刺を差し出した。そして,初めて訪れたスナックでは,名刺交換をするものなのだろうか,と思った。カードケースにママさんの名刺を載せて,名前を間違わないようにお酒を飲むのだろうか,と思った。名刺を見ると,お店の名前と,ママさんの名前と,お店の住所と,お店の電話番号だけが記されていた。裏には,お店の地図が記されていた。私は,名前を間違いようがないので,名刺をカードケースに入れ,カードケースをバッグに入れた。スナックに役職があるのかないのか分からないが,役職名的サムシングとして「ママ」と記載することはポッシブルではない。また,「博士(心理学)」のようなタイトルとして「一流(接客)」と記載することもポッシブルではない。私は,教育実習4に際して,松江市内の10の幼稚園もしくは幼保園を訪れた。そして,1園を除いて,園長に挨拶をした。私は,訪問を開始した当初,行く先先で「島根大学教育学部の淡野将太と申します。」と言って名刺を差し出していた。ただ,訪問を重ねるうちに,名刺を差し出すタイミングが難しいケースが増えてきた。園長は,職員室や応接室におられることもあったが,園庭や遊戯室や教室におられることも少なくなかった。園長が子どもたちとミングルされているところに出向いて行って,「島根大学教育学部の淡野将太と申します。」と名刺を差し出すのは,私の感受性からは,少し奇異に思われた。奇異に思えても初対面であれば名刺は差し出すものかもしれないが,私は名刺を差し出さずにいた。また,名刺を持たない園長もおられた。そのため,名刺交換が成立しないこともあった。こうして,タイミングがマッチする時にだけ,名刺を差し出すようになった。ママさんの名刺の差し出し方は,一般的な名刺の差し出し方だったので,私はスッと,一般的な名刺交換の流儀に則って自分の名刺を差し出した。
スナックでは,どのような会話をするのだろうか。ウイスキーのロックを飲んでいて,こんなことがあった。私は,グラスの中の氷を,指でカラカラと回してロックを飲んでいた。それを見たママさんが,「先生の指は長くて綺麗ね。」と言った。教授は,「ほんと,綺麗ですね。」と言った。私は,「ありがとうございます。そうですねえ,生まれ持った手なので,努めてケアしているとか,磨き上げた手であるとか,ということではないんです。」と応えた。私の肌は,比較的乾燥肌なので,お風呂上がりなどには,Johnson & Johnsonのジョンソンボディケア「エクストラケアシリーズ」を使っているが,それ以上の手入れは特にしていない。私が上記の事を言った後,その場には若干の沈黙が訪れた。私は,「あ,この応答は違ったんだな。」と思った。おそらく,話がそこで終わってしまう上記の言葉より,「長くて綺麗だと言って,たくさんに人から褒めてもらえるんですよ。参ったな,ガハハ。」と満悦することでコメントを受容したり,「ママさんだって,
教授だって,お綺麗じゃないですか。」と展開を求めたりする方が,きっとフィージブルである。また,ママさんが,私がチョコレートをはじめとする甘いものが大好きな件に対して,「先生,甘いものを食べ過ぎると,体に良くないですよ。」と優しく注意をしてくださった。私も,そう思う。ただ,私は,自分が取り入れることができる研究知見の理にかなった食べ方で甘いものを食べる。私は,甘いものを食べる時は,必ず食後に食べるようにしている。昼に甘いものを食べる場合,ランチにサラダを食べ,副菜を食べ,主菜を食べ,主食を食べ,そして,食後に,研究室に戻り,チョコレートやクッキーや和菓子を食べる。夜であれば,副菜を食べ,主菜を食べ,主食を食べ,そして,食後に,チョコレートやクッキーや和菓子を食べる。この食べる順番は,血糖値の上昇は穏やかな方が良い,という現在の生理学的知見に対して個人的に同意し,脂質を多く含む炭水化物は食事の後半に,そして,スイーツはそれより後の食後に,とアレンジしたものである。毎日の食事の時間は,授業がある時以外は概ね同じ時間であるし,夜中に思い立ってモリモリとスイーツを食べることもない。そして,現在のところ,この生活習慣で,自覚できる体調不良はない。そのため,「大好きだと言っても,甘いものは控えめにね。」というママさんの優しい言葉かけには,オーディナリーなひとり暮らしの30歳男性の典型から偏差している私には,ありがたいとは思うけれど,「ママさん,ありがとうございます,思いやりがあって優しいですね。」という言葉より,「僕は,こういう考えに基づいて一連のビヘイヴィアを採択していて・・・。」という反論じみた言葉が浮かんでくる。この時の私は,指の細さに纏わる件を経験していたので,「うん,そうですよね。」とだけ返事するに留めた。私には,スナックにおける会話の展開が,少し想像できる。もし,私が,スナックに何度か通うようになれば,そのスナックのママさんは,私の行動傾向を次第に把握してくれるだろう。そして,次に指の細さに纏わる話が展開した時,ママさんから,「淡野先生は,指について褒めても,『生まれつきこの体なので,褒められても・・・。』というようなことを言うんでしょうね。」といった言葉が聞かれるようになるかもしれない。また,甘いものが大好きな話が展開した時,ママさんから「淡野先生は,学術的知見に個人的な考えを照らし合わせて食事をしていて,甘い物を食べる時も配慮して食べるのよね。」といった言葉が聞かれるようになるかもしれない。そして,私が仮に,「そうなんですよ。ママさん,行動傾向の把握に秀でているなあ。すごいなあ。」と言えば,盛り上がるかもしれない。私が有するスナックに対する想像力は非常に限定的であるが,私は,このようなコミュニケイションが展開されるスナックに,心理学的に興味がある。ママさんの共感性や受容が行き届いた場において,悲喜交交,多種多様な人人のストーリーが展開されることに,興味がある。また,関係各所の要人と「あ,どうも。」と教授が挨拶される風景を見て,スナックは仕事や人脈を活性化させる方向に作用することに同意できる。ただ,私は,現時点では,個人的にスナックに通うことはない。スコッチとバーボンを飲み比べて,スコッチは12年ものくらいから香りを満喫できるようになるけど,バーボンだったら7年くらいでも特徴が出やすいなあ,と家でひとりで飲み比べをしている方が自分に合っている。
楽しくなかったと思われると心外なので明記しておくと,2次会はとても楽しかった。普段は聞くことができない教授のお話を伺うことができたし,ウイスキーは美味しかったし,ママさんは美人だったし,ママさんが作ったおつまみはとても美味しかったし,帰る頃には日付が変わっていた。上記のような考察も深まったので,認知的満足もあった。
打ち上げの影響で,ここ数日,私の肢体の温度は高い。お酒の主効果か,おつまみの主効果か,両者の交互作用か,それともそれ以外のサムシングの主効果か,それとも,2要因の交互作用か,3要因以上の交互作用か,要因は分からない。ただ,打ち上げをした日から,私の肢体の温度は高い。私は比較的冷えやすいので,手足がぽかぽかして,ここ数日ありがたい。普段より多めにお酒を飲んだことが影響しているのか,普段食べないような食材をおつまみとして食べたことが影響しているのか,ワイワイとしゃべって盛り上がったことが影響しているのか,それとも他のことが影響しているのか,分からない。ただ,ぽかぽかしていることは確かなので,今回の飲み会は,身体的には温感効果があったと言える。
PROFILE
淡野将太 たんのしょうた 博士 (心理学) Syota TANNO, Ph.D.
淡野将太です。専門は心理学です。琉球大学で准教授を務めています。
Syota TANNO Ph.D., Associate Professor, University of the Ryukyus, Japan.
淡野将太です。専門は心理学です。琉球大学で准教授を務めています。
Syota TANNO Ph.D., Associate Professor, University of the Ryukyus, Japan.
Curriculum Vitae
Curriculum Vitae (Updated 21 January 2025)
Academic Degrees
2011年3月 広島大学 大学院教育学研究科 教育人間科学専攻 博士課程後期 博士 (心理学)
(Ph.D., Psychology, Hiroshima University, March 2011)
2008年3月 広島大学 大学院教育学研究科 心理学専攻 博士課程前期 修士 (心理学)
(M.A., Psychology, Hiroshima University, March 2008)
2006年3月 奈良教育大学 教育学部 教育・発達基礎コース 心理学専攻 学士 (教育学)
(B.A., Education, Nara University of Education, March 2006)
2002年3月 奈良県立畝傍高等学校
(Unebi Senior High School, March 2002)
Careers
2016年4月 - 琉球大学教育学部 准教授
(Associate Professor, University of the Ryukyus, April 2016 - Present)
2023年4月 - 2024年3月 University of New South Wales, Visiting Fellow
(Visiting Fellow, University of New South Wales, April 2023 - March 2024)
2014年4月 - 2016年3月 島根大学教育学部 講師
(Lecturer, Shimane University, April 2014 - March 2016)
2011年7月 - 2011年9月 University of New South Wales, Visiting Fellow
(Visiting Fellow, University of New South Wales, July 2011 - September 2011)
2011年6月 - 2014年3月 広島大学大学院教育学研究科 助教
(Assistant Professor, Hiroshima University, June 2011 - March 2014)
2011年4月 - 2011年5月 広島大学大学院教育学研究科 研究員
(Research Associate, Hiroshima University, April 2011 - May 2011)
2010年3月 - 2010年5月 University of New South Wales, Visiting Fellow
(Visiting Fellow, University of New South Wales, March 2010 - May 2010)
2008年4月 - 2011年3月 日本学術振興会 特別研究員 (DC1)
(Research Fellow of the Japan Society for the Promotion of Science (DC1), April 2008 - March 2011)
Affiliations
日本心理学会
(Japanese Psychological Association)
日本教育心理学会
(Japanese Association of Educational Psychology)
Research Interests
教授学習,宿題
(Teaching and Learning, Homework)
攻撃行動,やつ当たり
(Displaced Aggression and Triggered Displaced Aggression)
Publications
淡野 将太 (準備中). 知能 中尾 達馬・泊 真児・田中 寛二 (編著). 心理学 (pp.xx-xx). ナカニシヤ出版 (Tanno, S. (in preparation). Book chapter. In Japanese.)
淡野 将太 (準備中). 動機づけ 中尾 達馬・泊 真児・田中 寛二 (編著). 心理学 (pp.xx-xx). ナカニシヤ出版 (Tanno, S. (in preparation). Book chapter. In Japanese.)
淡野 将太 (2025). 小学校における宿題と成績の関連から指導と評価を考える 指導と評価, 843, 56-57. (Tanno, S. (2025). Homework, academic achievement, guidance, and evaluation in elementary school. Educational Evaluation and Guidance, 843, 56-57. In Japanese.)
Tanno, S. (2024). Sabbatical experiences and beyond: Enrichment and integration in psychology research and education. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 105, 71-74.
Urauchi, S., & Tanno, S. (2024). Homework and teacher: Relationships between elementary school teachers' beliefs in homework and homework assignments. Japanese Psychological Research, 66, 290-301. https://doi.org/10.1111/jpr.12412
淡野 将太・中尾 達馬・廣瀬 等・城間 吉貴 (2023). 教員養成課程における入学前教育の実施と評価 琉球大学教育学部紀要, 103, 9-15. (Tanno, S., Nakao, T., Hirose, H., & Shiroma, Y. (2023). Pre-entrance education and self-evaluation of incoming university students. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 103, 9-15. In Japanese.)
淡野 将太・浦内 桜・越中 康治 (2023). 小学校教師の宿題研究に対する認識 琉球大学教育学部紀要, 103, 1-7. (Tanno, S., Urauchi, S., & Etchu, K. (2023). Homework research and teacher: Interview with an elementary school teacher on psychological homework studies. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 103, 1-7. In Japanese.)
淡野 将太・浦内 桜・越中 康治・Chuang Chi-ching (2022). 小学校の宿題量評定における学年考慮の重要性 琉球大学教育学部紀要, 101, 5-7. (Tanno, S., Urauchi, S., Etchu, K., & Chuang, C. (2022). Importance of consideration for grade levels on homework evaluation in elementary school. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 101, 5-7. In Japanese.)
淡野 将太 (2022). 心理学の学術誌論文の執筆指導 琉球大学教育学部紀要, 101, 1-4.
浦内 桜・淡野 将太・越中 康治 (2022). 小学校における宿題の内容に関する研究 琉球大学教育学部紀要, 100, 1-6.
Tanno, S. (2022). A descriptive review of research on peace education concerning Okinawa. Okinawan Journal of Island Studies, 3, 103-114.
淡野 将太 (2022). PTSDと戦争 池上 大祐・波多野 想 (編著). 島嶼地域科学を拓く――問い直す環境・社会・歴史の実践―― (pp.156-159). ミネルヴァ書房 (Tanno, S. (2022). Book chapter. In Japanese.)
淡野 将太 (2022). トラウマとPTSD 池上 大祐・波多野 想 (編著). 島嶼地域科学を拓く――問い直す環境・社会・歴史の実践―― (pp.151-155). ミネルヴァ書房 (Tanno, S. (2022). Book chapter. In Japanese.)
淡野 将太・浦内 桜 (2021). 琉球大学とUniversity of Guam間のCOILを用いた心理学教育 琉球大学教育学部紀要, 99, 45-48. (Tanno, S., & Urauchi, S. (2021). Psychology education via COIL between University of the Ryukyus and University of Guam. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 99, 45-48. In Japanese.)
浦内 桜・淡野 将太 (2020). 小学校教師の宿題を用いた学習指導 琉球大学教育学部紀要, 97, 271-274.
淡野 将太・波照間 永熙 (2020). 小学校における自己調整学習と学業成績の関連 琉球大学教育学部紀要, 97, 275-277. (Tanno, S., & Hateruma, E. (2020). Relationship between self-regulated learning and grade level in elementary school. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 97, 275-277. In Japanese.)
越中 康治・目久田 純一・淡野 将太・徳岡 大・中村 多見 (2020). 道徳の教科化と評価の導入に対する教員の認識 宮城教育大学教育キャリア研究機構紀要, 2, 83-91.
越中 康治・目久田 純一・淡野 将太・徳岡 大 (2019). 国民意識と道徳教育均質化志向及び道徳の教科化への態度との関連 宮城教育大学紀要, 54, 425-431.
屋良 皇稀・淡野 将太 (2019). 児童の登校を巡る意識に関する研究 琉球大学教育学部紀要, 95, 57-63.
淡野 将太 (2019). 人はなぜやつ当たりをするのか?その心理学的分析 論座, 2019年6月12日. (Tanno, S. (2019). Displaced aggression. Online media article. In Japanese.)
淡野 将太 (2018). ソーシャルメディアを用いた対人交流 琉球大学教育学部紀要, 93, 1-5. (Tanno, S. (2018). Interpersonal networking through social media. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 93, 1-5. In Japanese.)
淡野 将太 (2017). 遊びから見た幼児期の仲間関係の発達に関する心理学卒業研究指導報告 琉球大学教育学部紀要, 91, 1-8. (Tanno, S. (2017). Instruction report of graduation research on peer relationships and play in childhood. Bulletin of Faculty of Education University of the Ryukyus, 91, 1-8. In Japanese.)
淡野 将太 (2017). 幼児期におけるごっこ遊びの様相に関する心理学卒業研究指導報告 琉球大学教育学部教育実践総合センター紀要, 24, 45-52. (Tanno, S. (2017). Instruction report of graduation research on pretend play in childhood. Bulletin of Faculty of Education Center for Educational Research and Development, 24, 45-52. In Japanese.)
淡野 将太 (2016). 保育における主体性育成 平成27年度島根大学教育学部附属学校園研究紀要, 22.
淡野 将太 (2015). 心理学と幼児教育 島根大学教育学部附属幼稚園平成26年度実践集録, 37.
淡野 将太 (2015). 幼稚園教育における環境構成とモデリング 平成26年度島根大学教育学部附属学校園研究紀要, 15.
淡野 将太・内田 祐 (2015). 保育学教育としての絵本作成 島根大学教育臨床総合研究, 14, 167-179. (Tanno, S., & Uchida Y. (2015). Picture book construction for childcare education. Bulletin on Center for Supporting Education, Shimane University, 14, 167-179. In Japanese with English abstract.)
Tanno, S., & Isobe, M. (2014). Effect of a psychoeducational intervention on displaced aggression. Memories of the Faculty of Education, Shimane University, 48, 39-42.
Tanno, S. (2013). Using communication papers to facilitate interactive instruction. Hiroshima Psychological Research, 13, 239-242.
淡野 将太 (2013). やつ当たりの研究パラダイム 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部 (教育人間科学関連領域), 62, 99-104. (Tanno, S. (2013). Research paradigm of displeced aggression. Bulletin of the Graduate School of Education, Hiroshima University, Part. Ⅲ (Education and Human Science), 62, 99-104. In Japanese with English abstract.)
Tanno, S. (2012). Classroom interaction and instructional design. Hiroshima Psychological Research, 12, 279-284.
Tanno, S. (2012). The effects of interpersonal relationships on triggered displaced aggression. Kazama Shobo. (Book publication, ISBN-13: 9784759919424)
Tanno, S. (2011). Taking over research styles and instructional modes of leading researcher. Hiroshima Psychological Research, 11, 333-338.
徳岡 大・山縣 麻央・淡野 将太・新見 直子・前田 健一 (2010). 小学生のキャリア意識と適応感の関連 広島大学心理学研究, 10, 111-119.
淡野 将太 (2010). 置き換えられた攻撃研究の変遷 教育心理学研究, 58, 108-120. (Tanno, S. (2010). Research on displaced aggression and triggered displaced aggression: A review. Japanese Journal of Educational Psychology, 58, 108-120. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太 (2009). 地位が低い攻撃対象者に対するTDAに及ぼす関係性の調整効果 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部 (教育人間科学関連領域), 58, 193-198. (Tanno, S. (2009). The moderating effect of relationships on triggered displaced aggression towards low-status targets. Bulletin of the Graduate School of Education, Hiroshima University, Part. Ⅲ (Education and Human Science), 58, 193-198. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太 (2009). ひとりで遊んでいる子どもの社会的行動特徴――静的遊びについて―― 発達研究, 23, 107-114. (Tanno, S. (2009). Social behavior of children playing alone: In the case of solitary passive play. Human Developmental Research, 23, 107-114. In Japanese with English abstract.)
若山 育代・岡花 祈一郎・一色 玲子・淡野 将太 (2009). 5歳児の協働描画の成立要因に関する一考察――非再現的表現「お化けトラック」を取り上げて―― 学習開発学研究, 2, 51-60.
淡野 将太 (2008). 攻撃の置き換え傾向とTDAパラダイムにおける攻撃評定の関連 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部 (教育人間科学関連領域), 57, 221-224. (Tanno, S. (2008). Relation between trait displaced aggression and aggressive responding in triggered displaced aggression paradigm. Bulletin of the Graduate School of Education, Hiroshima University, Part. Ⅲ (Education and Human Science), 57, 221-224. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太 (2008). ひとりで遊んでいる子どもはどのように遊びを変化させるのか?――自由遊び場面における非社会的遊びの変化プロセス―― 発達研究, 22, 263-270. (Tanno, S. (2008). How do preschool children playing alone change over their play?: Change process of nonsocial play in free play. Human Developmental Research, 22, 263-270. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太 (2008). 置き換えられた攻撃の誘発(TDA)に及ぼす挑発者および攻撃対象者の地位の影響 教育心理学研究, 56, 182-192. (Tanno, S. (2008). Status of provocateur and target, and triggered displaced aggression. Japanese Journal of Educational Psychology, 56, 182-192. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太 (2008). 攻撃の置き換え傾向尺度(DAQ)日本語版作成に関する研究 教育心理学研究, 56, 171-181. (Tanno, S. (2008). Japanese version of the Displaced Aggression Questionnaire. Japanese Journal of Educational Psychology, 56, 171-181. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太・前田 健一 (2007). 大学生とニックネーム ――ニックネームの由来とニックネームに対する感情について―― 広島大学心理学研究, 7, 311-314. (Tanno, S., & Maeda, K. (2007). University students and nicknames: The origins of nicknames and the feelings toward nicknames. Hiroshima Psychological Research, 7, 311-314. In Japanese with English abstract.)
越中 康治・新見 直子・淡野 将太・松田 由希子・前田 健一 (2007). 攻撃行動に対する幼児の善悪判断に及ぼす動機と目的の影響 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部 (教育人間科学関連領域), 56, 319-323.
新見 直子・前田 健一・越中 康治・松田 由希子・淡野 将太 (2007). 大学生のアイデンティティ・スタイルとキャリア発達の基礎スキル 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部 (教育人間科学関連領域), 56, 253-261.
淡野 将太・前田 健一 (2006). 自由遊び場面における幼児の非社会的遊びの変化 広島大学心理学研究, 6, 249-256. (Tanno, S., & Maeda, K. (2006). The change of non-social play of preschool children in free play. Hiroshima Psychological Research, 6, 249-256. In Japanese with English abstract.)
淡野 将太・前田 健一 (2006). 日本人大学生の社会的行動特徴としての甘えと文化的自己観の関連 広島大学心理学研究, 6, 163-174. (Tanno, S., & Maeda, K. (2006). The relations between amae as a social behavior of Japanese college students and cultural construal of self. Hiroshima Psychological Research, 6, 163-174. In Japanese with English abstract.)
越中 康治・江村 理奈・新見 直子・目久田 純一・淡野 将太・前田 健一 (2006). 幼児の社会的適応と攻撃タイプ(4) 広島大学心理学研究, 6, 141-150.
越中 康治・江村 理奈・新見 直子・目久田 純一・淡野 将太・前田 健一 (2006). 幼児の社会的適応と攻撃タイプ(3) 広島大学心理学研究, 6, 131-140.
越中 康治・目久田 純一・淡野 将太 ・前田 健一 (2006). 制裁としての攻撃に対する幼児の善悪判断に及ぼす損害の回復可能性の影響 広島大学大学院教育学研究科紀要第三部 (教育人間科学領域), 55, 237-243.
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